こんにちは、Tomoです!
今回は「夏」をテーマにしたプロジェクトとして、氷をイメージしたカフェの自動生成に挑戦しました。
プロジェクトの背景
夏といえば涼しさを求める季節。そこで、氷のようにひんやりとしたカフェをデザインしてみたいと思い立ちました。ただのカフェではなく、ランダムな形状が自動生成されるプロシージャルなカフェを目指しました。
Houdiniを使うことで、この「形状の自動生成」と「リアルな氷の表現」を両立させています。
使用したツールと技術
このプロジェクトでは以下のツールを使用しました:
- Houdini: プロシージャルデザインを実現するために使用。ランダムな形状生成をノードベースで構築しました。
- Karma: 高品質なレンダリングエンジンを使って、氷特有の透明感や光の屈折をリアルに表現。
- プロシージャルモデリング: カフェの形や内部構造がランダムに変化するように設定しました。
カフェ自動生成の仕組み
Houdiniの強力なプロシージャルワークフローを活用して、以下のプロセスを設計しました:
- 基礎形状の生成
ベースとなる形状をランダムに作成。氷の塊を模した晶型を中心にデザインしました。 - 内部空間の設計
カウンター自動配置。これにより、氷の自然な質感を持ちながらも実際のカフェとして機能するデザインを実現。
レンダリングへのこだわり
Karmaを使ったレンダリングでは、以下のポイントに注力しました:
- 透明感の表現
氷特有の透明感と光の屈折をリアルに表現するために、マテリアル設定を細かく調整しました。 - 光の演出
氷が太陽光を受けて輝く様子を再現。シーン全体が涼しげな雰囲気になるよう工夫しました。
まとめ
「氷をイメージしたカフェの自動生成」というユニークなプロジェクトを通じて、HoudiniやKarmaの可能性を存分に活かすことができました。技術的な挑戦とアート表現が融合したプロジェクトに、少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。