
2017年、絶望の淵に立たされていた私を救ったのは一冊の本だった。
それは、深い闇に微かな光を灯すような出会いだった。
その一冊を契機に、私は次々と本を手に取り、未知の思想や哲学に触れていった。
ページをめくるたびに、私の世界は再び色彩を取り戻し、見慣れた景色が全く新しい意味を帯びていくのを感じた。
「FRAMES~本が導く心の旅~」が「とみね賞」を受賞しました
こんにちは!Tomoです。
年末年始にかけ私が制作したメタバースワールド「FRAMES~本が導く心の旅~」が、Cluster主催1月のお題企画(東京大学大学院情報理工学系研究科 葛岡・谷川・鳴海研究室が進めるプロジェクト「人生経験交換メタバース」との連携企画)「私の歩いてきた道は」において「とみね賞」という賞を頂きました!!
「人生経験交換メタバース」は、他者へ自身の経験を深く理解してもらうと共に、自身の経験の再解釈を効果的に引き起こすことを目指して、人生のターニングポイントに関するエピソードを「ワールド(VR空間上での体験)」として再現し共有を行うプロジェクトとなっています。
また、このプロジェクトでは2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)で研究結果が公開される予定だそうです。
本作品「FRAMES~本が導く心の旅~」ではメタバースワールドで読書による人生への影響をインスタレーションを通じて体感できるように設計制作しました。
私の人生に影響を与えた11冊の本がどの様に私の心に影響を与えたかを単純な形状を用いた心象風景としてワールド作品にまとめてあります。技術面でもなるべくリアリティを追求した質感を意識して制作しました。
もし、お時間あれば、クラスターをダウンロードの上、下のリンクから遊びに来て頂けますと大変嬉しく思います!!
「とみね賞」授賞式の様子
これからも様々な挑戦を続けていきたいと思っています。今後とも応援をよろしくお願いいたします!!!
「FRAMES~本が導く心の旅~」コンセプト

本によって私の心は整い、欲望に気づき、障害を乗り越える術を手に入れ、無である事を再認識し、より研ぎ澄まされ、自分の弱さと対峙し、自己を信頼し、過去を変える勇気を持ち、志を掲げ、そして、一切を手放すことを学んだ。
新しいフレーム(視点)を通して世界を定義し直す事で、振り返れば、全ての切り札は自分の掌中にあり、過去に対する意味付けは選択可能であると確信するに至った。
そして新たなフレームを通して過去を遡ると今までとは全く別の風景に気づいた。 このワールドは、読書という体験を通じて私の内面に生成された心象風景の遍歴の記録である。
一冊ごとに広がる心に刻まれた空間、その軌跡を辿る場へ、ようこそ。
「FRAMES~本が導く心の旅~」参考文献

アルケミスト パウロ・コエーリョ
心。 稲盛和夫
思考は現実化する ナポレオン・ヒル
道は開ける デール・カーネギー
ゼロ 堀江貴文
エッセンシャル思考 グレッグ・マキューン
GRIDやりぬく力 アンジェラ・ダックワース
自助論 S スマイルズ
嫌われる勇気 岸見一郎
修身教授録 森信三
幸福論 C.(カール) ヒルティ
おわりに
これらの本は今でも私に大きな影響を及ぼし続けてています。
これらの本との出会いが、私の人生でのターニングポイントだと思います!
良かったら遊びに来てくださいね!
Tomo Design Studio
トモ